雨晴れNews Week

雨の日も晴れ男でありたい男の偏見バラエティ

【大学で学んだこと】

"what's your position?"

大学時代に教えられた言葉で1番大切にしている考え方です。

 

まぁその話の前に4年間の教訓をまずいいたいです。

 

教訓

大学生活は何をするにしても自分次第で生かすも殺すも舵を切るのは自分自身でした。

どちらかといえば、僕は殺す方に舵を切ってきたな、というのが反省点ですが、それでもそれなりに得るものは有りました。様々な世界に触れようと思えばいくらでも受け入れてくれるこの環境下はそれなりのリスクも伴いますが、それでも何もしないで徒に時を過ごすより、1歩踏み出して失敗するほうがよほど大きな財産になると僕は思いましたし、失敗してもまたいくらでもやり直せるというのが、学生の大きな強みともいえるでしょう。

大事なことはジョインする精神です。どういう思いを持っているにせよ、前に出て、経験し、失敗のくやしさを味わい、成功や達成感を知る。それで少しずつ自分の世界を広げていき、自分の価値観が形成される。

 

 まぁそんなこと言われなくてもやるよっ!ってことなんですけどね、、、笑

 

だがしかしジョインする精神だけでは不十分だよね?

 ってゆうのが本当に言いたいこと。

じゃあ、何が必要なのか??

 

「自分の意見を持つこと」

←多くの知を得て考えたり、ジョインし経験すること

日本人の悪い癖として、「空気を読みすぎる」という点がありますが、"what's your position"の考え方が浸透していないことの表れかと思います。

 

「周りの意見に流されて、自分で考えることをせず、右向け右になる」ことで人の顔色を伺い、空気を読む力は鍛えられるかもしれませんが、肝心な時に自分の意見を問われた時に「自分なら~」と普段から考えていない為に答えることができない。

考えることを放棄している。

僕はそれを非常に残念なことと思います。「自分の意見がないと、これからのグローバリゼーションの中で日本人が他国の人々に後れをとり、相手にしてもらえないから」

という訳では無くて、自分の思うことを言えないってゆうことそのものが「つまらない」と思われてしまうからです。

「つまらない」の理由

いろんな人がいるので一括りにはできませんが、相手に意見を求めるということは、その人の視点や考え方を知りたいと思うからだと思います。もちろん質問者は受け手に何らかの期待(共感、反論etc..)をして質問をすると思いますが、受け手がその期待に応えないことは愚か、意見を持っていないとなれば「つまらない」と感じ彼が再度質問をすることは無くなってしまうかもしれません。ちなみに僕もつまらないと感じてしまいます。

「つまらない」のデメリット

それは、その人との関係壊れるとは言わないまでも、大事な話をしようとは思わなくなることを考慮すると、心理的な距離感はあいてしまいます。

人が一人で生きていくことは無人島にでも行かない限り難しく、須らく誰かと関わり生きていき、社会を作っていきます。人との関わりの量や密度が人間としての豊かさを保障すると僕は信じていますが、だとしたらその関わりを保障する1つの要因である「自分の意見をもつこと」はとても大事なことではないでしょうか。

 "How to think.."

その為に「自分事に置き換える」事と、「様々な側面からとらえる」事は思考の方法としてとても効果的だと感じています。

自分ならどうするという主観的な、ミクロ視点と別の側面からとらえる客観的な、マクロ視点を持つことで偏りの無い冷静な視点を持つことができると思います。

僕自身はそういう視点で物事を考える様意識しています。

 

学び 

「意見する」というのは勇気のいることで、時と場合により言い方も内容も変わるものです。ただの発言ではなく、そこには気遣い、言葉遣いなどあらゆるコミュニケーションが求められる分難しさもあります。

しかし、前述のとおり社会で生きていくためには様々な人と様々なシーンで関わっていかなければならないので、不可欠な力でもあります。

ビジネスを学ぶ学部に籍を置きながら学んでいたことは社会に出るために必要な生きた力でした。どの学部で学ぶにしても、大学生は同じような事を学ぶのでしょうが、それを価値ある物に変えるかどうか、馬の耳に念仏を唱えることになるのかは人それぞれですが、僕にとってはこの教えが大きな財産になりました。